プードルって?
プードルの語源 ドイツ語の「プードレン」という言葉からプードルになった。「水をはねあげながら走り回る」と言う意味の動詞。
プードルの出現 ヨーロッパでは獲物を川や湖から回収(レトリーブ)してる犬を育種していた。プードルもその中の種類の1つであった。ドイツからフランスにもたらされ水猟犬が祖先と言われている。プードルはカモ猟で獲物の運搬を得意としていた。
16世紀頃から上流階級で流行る。18世紀にはトイプードルが作り出された。
元々トリミングしたのは? プードルの毛をトリミングした方が泳ぎやすい。所々毛を残しているのは体温を保温するためと言われている(ぽんぽん・胸の毛など)。現在ではファッション。今日トリミングと言えばプードル犬種であると言っても過言ではないくらいクリップの種類が多く綺麗だ。
プードルの原産国は? 一応 原産国はフランス (俗名フレンチ・プードルとも言われる)
JKC登録頭数は? 2005年では29629頭
被毛 ■巻き毛(又は縄状)で毛の堅さは柔らかいものから堅い毛まで存在する。
■換毛しないので一般的にはアレルギーの人にも飼える犬種と言われている。
■換毛しない毛は伸び続けるのでトリミングが必要。ピンブラシやコームで丁寧に定期的にとかさなければならない。その為、一般的にはペットとして飼う場合は短毛にカットした方が飼いやすい。
■毛色はブラック・ホワイト・ブルー・グレー・ブラウン(カフェオレ色含む)・アプリコット・クリーム・シルバー・グレー・ベージュ、レッドなど数多くの単色(同色内の濃淡)である。現在は14種類が認定されている
■コーテッドプードル(縄状)はプードルの毛を伸ばすがままにすることによじれて長い縄のようになった毛。(諸説ある)現在ではあまり見かけないようです。
■ブルー:普段は黒色と見分けがつかないが、太陽光線の下で青いプードルの色調がわかるそうです。非常に珍しい色です。
大きさは日本では4種類 第9グループ コンパニオン・ドッグ&トイ・ドッグ(雄雌に基準の差はない)

■スタンダード:体高は45cm〜60cm程度、一番古いプードル。性格は温和で外貌は優雅。

■ミディアム:体高は38cm~45cm このサイズが出来るまではスタンダードのサイズであった。このサイズは認められていない国もあります。日本でも最近追加された規格です。

■ミニチュア:体高は28cm〜38cm 1911年に英国で認められた。スタンダードの良さを保ちながら小型化したので、1950年頃はミニチュアプードルが大流行。でも当時の心ないブリーダーができの悪い犬を供給したので人気が衰退した事があった。現在は専門的なブリーダーの努力によりミニチュアの血統をよみがえらせている。

■トイ:体高は28cm以下 1957年に英国で認められた。世界でも人気では最上位にランクされる愛玩犬。体力や活力はスタンダードにひけをとりません。都会の室内では非常に飼いやすいサイズです。ゴムボールみたいによく運動をして、身のこなしが軽くとてつもなくかわいい。多くのトイプードルは後ろ足で立ち上がります。そしてぴょんぴょんと跳ねます。防衛本能が強くけっこうよく吠えて飼い主に知らせようとします。体のわりに丈夫な犬種です。

外貌 優雅な容姿
気品に富んだ風貌
性格や習性 ■一般的に群れる習性があり訓練がしやすい。
■利口、活発、従順、活動的、根あか
■常に楽しいことを探している。遊び大好き。温和。
■一般的にハイテンションである。
■スタンダードはあまり吠えたりしない事と人が大好きなので番犬にはむかない。
■トイプーは比較的よく啼いて飼い主に知らせたがるので番犬にもなる。(但し、室内)
■賢い犬種であるが故に、家族の中で自分の順位を決めているようです。油断すると飼い主が愛犬の下にされてしまいます。ご注意。
■怖いもの知らずの性格
■エネルギーを完全燃焼させるほど活動する。
暑さ寒さ ■トイプーは寒がり、スタンプーは暑がり
同じプードルでもかなり異なります。
アンダーの毛が少ないプードルはかなり気温に対して影響を受けるようです。
■トイプードルは冬の寒さにかなり弱いようで気温が下がると震えていることが多いようです。だから炬燵やストーブが大好きです。寒いときは服を着せたりすることも良いでしょう。逆に暑い夏でも外で日向ぼっこをするくらい暑さに強いようです。但し、あまり放置すると危険なので、時々水分補給や日陰にいれてやりましょう。
■スタンプーは暑さに弱くぐったりします。夏の暑い日は外へは出たがらず涼しいところで昼寝をしたいようです。エアコンの効いている部屋があればぐっすり寝ます。特にスタンプーは夏のドッグランでは暑さ対策をしてやらないと危険です。(水の補給・日陰)
逆に寒い冬は寒さを感じないのか?平気で走り回ります。
活動 ■愛玩犬
■アジリティー
■作業犬・慰問・サーカス
■盲導犬や麻薬捜査犬(ラブラドードル)
■足が長く細いため牽引力は低重心な犬種に比べると弱い。その為、大型のスタンダードでも大人であれば押さえ込むことが可能。でも油断はできない。
■鹿のように跳ねて走るプードル独特のプードルジャンプ。ジャンプ力は強い。走り回るのが大好き。但し、ジャンプのやりすぎによる腰や足のトラブルに注意が必要です。(加齢してくると特に注意)
■瞬発力や判断力は抜群。アジリティーに向いている。
■一般的にテンションが高い犬種であるので大型のスタンダードの場合はかなりの広い空間でなければ飼うことが難しい。
行動
S=スタンダード
M=ミニチュア
T=トイ

外国のプードル専門誌による。(当然、一般的である事例のため個体毎に異なる)

■訓練のしやすさ:基は作業犬なので従順  S>M>T
■他の犬と遊ぶ?:他の犬とも遊ぶのが大好き S>M>T
■家庭を防衛?:番犬としてはトイプードルやミニチュアが向いているようです。スタンプーに期待はしない方がよいでしょう。 S<M<T
■興奮しやすさ:プードルはハイテンションな犬種です。ハイテンションなトイプードルでもアイリッシュセッターよりは大人しいようです。 S=M<T
■初対面の子供に対して:スタンダードはニューファンドランド並に安全ですがトイプードルは意外に安全とはいえないかもしれません。ミニチュアは気質が安定しています。S>M>T
但し、一般的な躾ができていない場合はどのような犬種でも子供に近づけるなどは危険である。
■新しい環境の適応:スタンダードはラブラドールに似てのんきな所がありマイペースさがあります。ミニチュアやトイは神経質な傾向があります。
■一人にしたときの破壊行為:一般的にプードルは破壊癖は少ない S=M=T
■排泄:スタンダードは最高ランクにしつけやすい。ミニチュアは平均的。トイは非常にしつけづらい犬種。S>M>T
住む場所 ■屋内犬:大型のスタンダードからトイプーまで全て室内飼いが基本。室外では毛の管理は不可能でかわいそうなので向かない。
■躾上問題があるかもしれないが、飼い主のベッドで寝ても毛や排泄の問題が少ないので一緒に寝ている人も多い。(上下関係ができている場合に限る)
手入れ ■毛の手入れ:毎日の毛の手入れが必要。たとえ、短毛であったとしても必要不可欠。長毛であれば飼い主の時間的制約はかなりあります。
■毛の手入れ:雨・水により濡れた毛の手入れは大変。濡れさせない汚さない・おしっこもかからないようになど水関係は注意が必要。(もつれて放置するとフェルトになる毛)
スタンダードプードルの場合は雨の日が憂鬱である。外の散歩やおしっこなど外へ出てトイプーのように抱くことが出来ない。その為、レインコートが必需品なのですが残念ながらスタンダードプードル用レインコートなるものが存在しない。
■耳の手入れ:垂れ耳の犬種なので耳のトラブルは多い。定期的な耳の毛抜きや耳掃除が必要です。又、炎症したり寄生虫がついたりする事があるので動物病院で診察してもらうこともよくあります。
■爪の手入れ:(定期的に切ります。)巻爪のトラブル回避・長く伸びた爪で自分や他犬及び人間に怪我をさせる事がある・室内犬なので床を傷つける。
外を走りまくっている場合は自然に爪は削れるが室内ではそのまま伸びていきます。
定期的に切らないと血管が爪の先付近までできてしまうので犬に痛みの負担を与えることになります。
切り方は獣医さんやトリマーさんに教えてもらいましょう。
■歯を磨く:口の中も定期的に見てあげましょう。犬の歯にも歯垢がつきます。歯磨きを定期的にしてあげて下さい。特に柔らかい食物を与えてる場合は歯垢がつきやすいので注意が必要です。逆に堅い乾燥フードを与えるようにすると歯垢は少ないようです。(プードルは歯垢がたまりやすい)
■肛門線:シャンプーの時などに肛門線の中身を絞り出しましょう。
■トリミングかぶれ:肌の弱い子はトリミングした後にかゆがったり発疹が出たりすることがあります。専用ペット用コンディショナー
■目:目に異常がないか毎日確認してあげて下さい。目の廻りを清潔な脱脂綿(人肌の塩水)でふいてあげましょう。充血していたり濁っていたら獣医さんに見てもらいましょう。
手入れ2 ■プードルとのつきあいが慣れてくると、シャンプー・グルーミングは当然としても、バリカンやトリミングなどを自分でやりたくなってきます。ぜひ、遠慮せずに挑戦しましょう。但し、正しいお勉強をしてやってあげて下さい。
愛情 プードルは基本的には人間や犬に対してすごくフレンドリーな犬種です。正しい躾をしてあげることにより人間とのよい関係が築くことができます。絶対に暴力はしないでやってください。暴力をしなくても彼らはちゃんと教えてあげれば理解できます。そのくらい賢いのです。面倒くさいとかうるさいとか思わないで、どうか家族の一員として愛情をもって飼ってあげて下さい。